
中小企業のホームページでテンプレートを使用するメリットは何でしょうか?
テンプレートを使用する場合に、よく質問されるのは、
「デザインが似たり寄ったりにならないか?」「自作した方が良いのでは?」
といったことです。
確かに、他社と差別化されたページであるべきだし、
自作できるくらいならコストもかかりません。
今回は、これらの疑問にお答えします!
前編を読んでいない場合は、こちらの記事「ホームページ・テンプレートのメリットは?選択すべきはどんな場合?【前編】」もお勧めです!
目次

テンプレートだと他社と似たり寄ったりになる?
「テンプレートにすると、他社とデザインが似たり寄ったりになって、
差別化できなくなるのではないか?」と気になるかもしれません。
確かに見た目も差別化の一つですし、気になるのは自然なことです。
実は、テンプレートであっても差別化することはできますが、何だと思いますか?
それは画像です!
近年のデザインは、スマートフォン画面への対応が重視されるようになったので、
レイアウトのパターンが自然と似てきます。
では、どこで差別化を図るかと言うと画像(写真やイラスト)です!
プロが撮影した品質の高い写真やデザイナーが描いたイラストを掲載する事で
差別化を図れるようになっています。
テンプレートを使用する多くの企業が、
どのような画像を使っているかご存知でしょうか?
多くの企業は、自分たちで撮影した写真を使用しています。
それは、コンパクトデジタルカメラやスマートフォンで撮影された写真ですね。
そこで高品質なデジタル一眼レフを使い、技術のあるカメラマンが撮影することで、
写真の品質がグッと高くなります。
テンプレートであっても、写真を変えると見違えるようになデザインになります!
テンプレートを使って自作でホームページをつくるときに気をつけるポイント
「テンプレートであれば自分で作成できるのではないか?」と思われるかもしれません。
昨今は、Jimdo、Wix、グーペといったホームページ・ビルダー・サービスも
充実しています。
これらは最もコストをかけずにホームページを作成する方法です。
その場合は、以下の点に気をつけて作成する必要があるので紹介します。
- 操作技術や作業工数は確保できるか?
- 画像の品質は確保できるか?
- 文章の品質は確保できるか?
1.操作技術や作業工数は確保できるか?
操作技術というのは、何もHTMLやCSSといった専門的な技術ではなく、
「文章や画像をレイアウト(配置)できる技術は大丈夫か?」という話です。
自分で作れるとは言っても、レイアウトの技術やセンスがなければ、
時間もかかり、品質も良くなりません。
そして、もっと大事なのが「作業工数を確保できるか?」です。
ホームページを自作する人の多くが、本業の片手間にやっています。
ホームページの作成は、緊急な仕事ではないため、つい後回しにされがちです。
気がつくと「ホームページができるまで半年~1年経過していた」ということも
実際にあるのです。
2.画像の品質は確保できるか?
これは、先ほど話した内容と重複しますが、近頃は、高品質なカメラが
手に入りやすいので、自分でも良い写真が撮れると思うかもしれません。
一部の人は実際に良い写真が撮れますが、
カメラが良くても撮影技術はやはり必要なものです。
撮影コンセプトを決め、構図(写真を収めるフレーム)を決め、
光加減を調整し、データを加工するのは人であり、そこには技術が必要です。
ホームページは御社の顔です。
そして、ユーザーは他社と比較検討しています。
その上で、求められる品質を考えましょう。
3.文章の品質は確保できるか?
文章の品質とは、何もキャッチーなコピーライティングや
綺麗な文体を書くということではありません。
ホームページにおける文章の品質とは、
「ユーザーが求めている答えをハッキリと示すこと」です。
自社のことを自分たちでアピールするのは、なかなか難しく、
つい自分目線で商品の良さを発信してしまいがちなので、
ユーザー目線に立って情報を提供する必要があります。
以上の3点を満たすことができれば、
むしろホームページを自分で作成した方が良いでしょう。
しかし、そうでなければ、作成に時間がかかり、デザインも苦労して、
結果的に不満足なホームページができあがってしまいますので、気をつけてください。
いかがでしたか?ホームページを作成するにあたっては、
テンプレートが良いのか、あるいは、オリジナル・デザインが良いのか、
選ぶ上で良い参考になったら嬉しいです。
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